one+では現在歯科用CAD/CAMで用いられているマテリアルのほとんどを加工できますので、1台でCAD/CAMによる補綴物を網羅できます。
キャリブレーション後にe.max、ハイブリッドレジン、ジルコニアの加工を行いましたがそれぞれ1歯当たり30±5分程度で加工できました。
oneシリーズで用いられるミリングツール(バー)は最小が0.6mmですので、咬合面の溝なども概ねデザインの再現が可能です。
チタンインゴットの加工も行いました、金属加工ということで少しずつの加工になるため、60分程度と長くなりましたが、このサイズの加工機でも、加工精度は実用に耐える削り出しです。(切削にはプレミルドアバットメント用のアダプターが必要になります。)
その他にone+はオプションでディスクホルダーをCクランプに替えて加工することができるため、従来のホルダーですと削り残しの出てしまう前歯部ブリッジの唇側面などを斜めの角度から加工し、デザイン通りの仕上がりが期待できます。