最先端のデジタル歯科治療
日本テレビ日曜朝の情報番組【シューイチ】8月14日放送のコーナー「中山のイチバン」にて、“たった一日で治療が終わる最先端のデジタル歯科治療” が特集されました。
ここで紹介されたのは医療法人財団興学会 新橋歯科医科診療所です。
こちらに併設の技工所は私ども協会の会員で、one+というミリングマシーンを購入され使用されています。
このミリングマシーンに関する内容も下記の動画で見る事ができますので、是非ご覧になってください。
さて、今回のコラムは上記番組を見て私が興味を持った虫歯予防の “エアフローマスターピエゾン” と、隠れ虫歯を数値化で発見する事の出来るレーザー虫歯探知機 “ダイアグノデントペン” の体験談です。
この番組を見てすぐに新橋歯科医科診療所さんに予約を入れて行ってきました。
|エアフローマスターピエゾン
まずはエアフローマスターピエゾンについて、
虫歯予防も進化していて、薬液をかけながら歯石やバイオフィルムを溶かす事の出来る機器です。
私の場合、1年前にアライナー矯正が終わり、重なっていた前歯を多少見栄え良く並べ直したのですが、永久歯に生え変わって以来、重なっていて歯磨きが上手にできない部分のステインが気になっていました、番組を見てまずこのエアフローマスターピエゾンでクリーニングをしてもらいたいと思いました。
クリーニングには約1時間かかりましたが、口を開けていれば、薬液の水圧で洗い流すだけなので、まったく痛みなどはありません。終了後は歯はツルツルで、気になっていたステインも綺麗に取れていて大満足でした。
どんなにきちんと歯磨きをしていても普通は3ヶ月もすれば歯磨きでは取れない歯石やバイオフィルムが溜まると言う事で、普通は3ヶ月に一度程度、歯磨きが上手な人でも6ヶ月に一度程度はクリーニングをするべき、そうすれば虫歯や歯周病などを気にする事なく一生過ごせると説明されています。
私のクリーニングを行ってくれた歯科衛生士さんのアドバイスは歯肉の状態も悪くないので半年毎くらいにクリーニングをやりましょうという事になりました。
めでたしめでたしです。
このエアフローマスターピエゾンはスウェーデン製の機器です。
スウェーデンではこの機器を使用するメンテナンスは当たり前で、国民は6ヶ月に一度歯科に行ってメンテナンスをしなければいけない事になっていて、費用は無料だそうです。
|ダイアグノデントペン
2つ目は、隠れ虫歯を数値化で発見する事の出来るレーザー虫歯探知機、
ダイアグノデントペンについて
目に見える虫歯は既にかなり進行しているので、目視できず、レントゲンにも映らない微小な虫歯をレーザーを使って表面から探す事ができる虫歯探知機です。
この探知機は歯の色(黒ずみ)のわずかな変化をキャッチするので、まずはステイン等を綺麗にクリーニングした後にこのダイアグノデントペンで虫歯が無いかチェックしてもらいました。
数値が13~24まではエナメル質に虫歯がある可能性があり、それ以上(25以上)だと歯髄まで達する虫歯がある可能性があると言う事でした。
私の検査結果では今のところ大丈夫という事で、次回クリーニング時に再度検査をして必要であれば3Dレントゲンを撮って、虫歯になっている場合はレーザーで虫歯を蒸散させるエルビウムヤグレーザーで治療しましょうと言う事で終了しました。
|日々のケア
手軽にできる予防法では、朝晩の歯磨きに加え、マウスウォッシュとフロスが推奨されています。
細菌は歯よりも粘膜の方が多いのでマウスウォッシュで粘膜も綺麗にする事、そして食後に必ずやって欲しいのがフロスの使用です。
食べかすに細菌が付くのでフロスでしっかり食べかすを取る事がとても大事という事です。
健康な歯は全身の健康にもつながる為、政府は国民皆歯科検診実施の検討を始めました。
健康な歯で元気に長生きしましょう!
コラム監修
森山 とも子 歯科未来コンサルティング協会代表理事 |