さくらねこ

猫が大好きな私は現在4匹のニャンズと一緒に暮らしています。

そして、10匹の地域猫ちゃん(外猫ちゃん)がご飯を貰いに毎朝、毎晩やってきます。

我が家の初めての外猫ちゃんは、片目の見えないジャック君でした。

ある日ベランダに落としてしまった家猫ちゃん用のドライフードを食べたジャック君は、その後もまたあるのではと思って我が家を訪れていたのだと思います。

数週間後、彼の存在に気付いた私はその後は毎日少しドライフードを置いてあげる事にしました。彼は10年以上、毎朝、毎晩決まった時間に訪れて餌を貰えるのを本当に辛抱強く待っていました。そんな彼も前の冬にはあまり食べなくなり、体が温まるようにお湯を出してあげるようにしたら、まずはお湯を飲んでいましたが、春が訪れる頃にはご飯に来なくなりました。

外猫ちゃんが来なくなると言う事は、虹の橋を渡って行ってしまったと言う事です。

外猫ちゃん達の食事風景
外猫ちゃん達の食事風景

ジャック君と同じように虹の橋を渡って行ってしまた猫ちゃんが他にも何匹もいます。

心優しいシロちゃん、ハンサムボーイのボーイ君、プリティーガールのガールちゃん、大きな目のアイちゃん、姫ちゃん、男の子2匹と女の子1匹の3兄弟、3兄弟のママ……

外猫ちゃん達はそれぞれにねぐらがあります。

しかし家猫ちゃん達と違ってその環境は過酷です。過ごしやすい季節は良いですが、特に冬は外猫ちゃんにとってつらい季節だと思います。また雨の日や台風でも、我が家までご飯をもらいに来なくてはいけませんが、激しい雨の日はじっと雨が止むまでねぐらで待っていなくてはいけません、

我が家の様な餌場と出会う事が出来ない猫ちゃん達は雨の中でも毎食ご飯を探さなくてはいけません。

私にできる事はせいぜい我が家を頼ってくる外猫ちゃん達にご飯をあげる事と、これ以上野良ちゃんが増えないよう捕獲して手術をする事くらいです。

保護して里親コーナーでもらわれていった子たち
保護して里親コーナーでもらわれていった子たち2

保護して里親コーナーでもらわれていった子たち

初期の段階では、町から捕獲機を借りて捕獲し、動物愛護病院で手術をしてもらって、町に助成金申請して費用の一部としていましたが、今は私の町にも おおいそ地域猫の会 (nekonikoban.org)“ が出来て会の協力で、10匹中9匹は既に無料で手術済みのさくらねこちゃんになっています。(最後の1匹は頭の良いシャッチ君)

おおいそ地域猫の会も大磯町も、公益財団法人どうぶつ基金TNR活動のチケットを使用して、協力獣医さんによってさくらねこちゃんを増やして、殺処分ZEROを目指してます。 

私もほんの僅かですが、毎月寄付させて頂いている関係から活動報告書などが基金から送られてきます。

その中にさくらねこちゃんの絵本が同封されていましたので、是非皆さんにも目を通して頂きたいと思い以下に掲載いたします。

この基金の活動に限らず、動物愛護に関心をお持ちいただければ幸いです。

地域の回覧です
Tomoko Moriyama コラム監修

森山 とも子
歯科未来コンサルティング協会代表理事

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